ペンネーム:もりん
私が是非読んでほしいと思う人は、自信がない人。特にこれまでの人生を頑張って生きてきた人。そして、頑張っても結果を出せなかった人です。そういった人たちにとって、この本に書いてあることに対して最初は抵抗があると思います。しかし、どこか共感できるところもあると思います。この本に書いてあることは最初は難しいと思うけど、少しずつでもいいので、取り入れられるところから取り入れてみてもいいのではないかと思います。
私の読んだ感想としては、一言で言えば、今まで自分の中にあった常識と違うことが書かれていると思いました。私は、「できない」とか「ダメだ」と言われて育ちました。そんな私は、自信をつけるために能力を上げたり、資格を取得したりしてきました。いわゆる「足し算の自信のつけ方」です。それに対し、この本では、「○○できなければいけない」や「○○しないと好かれない」と思っていることを捨てていく。できないこと、ダメな自分を認めていくこと。いわゆる「引き算の自信のつけ方」が大切だと書いてありました。正直なところ、「引き算の自信のつけ方」はしっくり来ていないのですが、以前に比べたら、少しですが、“頑張りすぎないで”生きていくことができるようになりました。そのように、最初は抵抗がありましたが、この本に書いてあることで、少しでもいいからできそうなことを意識して生きていけば、今より少しでも自信をもって生きることができると思います。だからこそ、私のように自信を持ちたい人、頑張って生きてきても結果を遺せなかった人にぜひ読んでほしい一冊です。