ペンネーム:もりん
この本をおすすめしたい人:主に40代以上の人
私個人的には30代以下で、人生に迷っている人や、自分の人生に行き詰っている人、どう生きていけばいいのか分からない人、むなしさを感じている人におすすめです。
感想:この本がまさに私の「人生の一冊」です。私自身、幼少期から自分が何者か分からない状態で生きてきました。自分の障がい特性を見せないように、周囲からヘンな目で見られないようにするために、とにかく周囲に合わせて生きてきました。これによって、何とか生きてきました。しかし、就職して、人生につまずいて、立ち直ろうとしていた時期である3年前の夏、自分自身のことがよくわからなくなり、次第に虚無感を感じるようになりました。そして、翌年、この本に出会いました。最初は何を言っているのかわからなかったけど、どこか自分の内側に響くところがありました。この本は私にとって、今まで見たことのない視点から人生を語っているようでした。この本では「魂」を軸として書いてあるため、時には相反することやカウンセラーとしては非常識なことを提唱することがあります。しかし、治療のためのカウンセリングでなく、魂のレベルにおいて満たされるようなことを伝える本であるため、当時の私にとって非常に大切な本でした。私は現在25歳ですが、これからの人生をより充実したものにするためにも、この本に書いてあることを大切に、“今、この時”を大切に生きます。